Profile

広告代理店、ブラウザゲーム&ショートフィルム配信会社を経て、「livedoor」ポータルサイト広告事業の事業統括を担当。2007年4月、出版社やテレビ局のデジタルメディアを主軸とした事業開発を行うターゲティング株式会社(現INCLUSIVE株式会社)を設立。これまでのべ60以上の出版社・テレビ局をはじめとするパートナー企業のデジタル事業を推進してきた。そのノウハウを活かし、地域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援。地域による発信力の強化・共創に取り組んでいる。
 

INCLUSIVE社員なら誰もが聞いたことのある言葉。

それは「自由」と「責任」だ。

藤田さんは繰り返しこれらの言葉を口にしながら、社員に仕事を任せている。

今回は、その言葉の本質に迫っていく。

―藤田さんはよく「自由」や「責任」といった言葉を口にされているかと思いますが、どういったお考えがあるのでしょうか?

 仕事は能動的に取り組んだほうがいいので、社員が自ら能動的に取り組める領域や割合は必要だと思います。しかし、もちろん会社なので、やらなければいけないことや、やったほうがいいこともある。やらなければいけないことにも、山の登り方のように、道順や行程はその人によって違うし、その人の工夫やこれまでの経験があっていいと思います。なので、「自由」というのは好き勝手にやっていいというわけではなく、そういった工夫をしてください、という意味での「自由」です。言われた通りやることとは違う、主体性がある上での取り組み責任があって、「やりきる」ということをしないと、次の仕事が回ってこない、ということですね。だから会社は、やりきらない人には仕事を任せなければいい、という話になってしまう。でもこれはもったいないじゃないですか。せっかくなら「自由」を確保しつつ、それをやりきるとさらに大きな「自由」や権限が与えられる、そういうスパイラルに入るといいのではないかと思っています。

 責任」も、なにがなんでも結果を出す、ということではないです。うちの会社では「説明責任」という言葉もよく登場しますけど、うまくいっても説明しなくてはいけないし、いかなくても説明しなければならない。それがないといけないですよね。なぜなら、仕事というのはすべて、常にうまくいくわけではないし、偉いおじさんや社長が書いた通りになるならそんなに楽なものはなくて。うまくいかないことはもちろん分かっているんだけど、それも含めて任せているわけなので、うまくいかないことをもじもじするのではなくて、なぜうまくいかなかったのか、だから次はどういう風に改善していくのか、そういう説明の責任。「考え続ける責任」というか。そういうことをやってくれると、会社にとってもいいし、いちビジネスマンとしてもいいんじゃないですか。そのほうがきっと評価されて、もっと自分のやりたいことが身近になる可能性が高いと思います。

―なるほど。結果を出さなければならないという「責任」に過度に怯える必要はなく、仕事の進め方に自分らしさを出してもいい「自由」があるということなのですね。

 だって前提として、おもしろい仕事があるのではなくて、仕事はおもしろくするものなんですよ楽しい仕事があるわけではなくて、楽しくするもの。おもしろいものや楽しいものには、普通お金を払うんですよね。ディズニーランドも、年々高くなるわけですよ。おもしろいんで(笑)。

 じゃあ仕事はお金を払ってもらうから、おもしろくないことなのかというと、何もしないとおもしろくない可能性の高いものではある。でも、かといってそれに悲観するのではなくて、そこにどう「おもしろ」を見出していくか。あるいはいかに、仕事の中に、自分自身にとっておもしろい・楽しいと思える要素を混ぜ込んでいくのか。そういった工夫や野望、進め方、といった「らしさ」を能動的に混ぜていけば、結果的に仕事がおもしろくなるのではないかと思います。それがイキイキと働くコツ・秘訣になるのではないでしょうか。

ありがとうございました。

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