Profile

広告代理店、ブラウザゲーム&ショートフィルム配信会社を経て、「livedoor」ポータルサイト広告事業の事業統括を担当。2007年4月、出版社やテレビ局のデジタルメディアを主軸とした事業開発を行うターゲティング株式会社(現INCLUSIVE株式会社)を設立。これまでのべ60以上の出版社・テレビ局をはじめとするパートナー企業のデジタル事業を推進してきた。そのノウハウを活かし、地域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援。地域による発信力の強化・共創に取り組んでいる。
 

当社を起こす前、藤田さんは

“ホリエモン”こと堀江貴文さん率いる「livedoor(ライブドア)」で

営業責任者を務めていた。

ホリエモンの国政選挙への出馬や強制捜査に振り回されながら、

どのようなことを思っていたのか。

当時の心境を赤裸々に語っていただいた。

―当社を創業する前はどういったことをされていたのですか?

 会社を起こす前に勤めていたのが「livedoor(ライブドア)」という会社で、社長が堀江貴文さんという方でした。私はポータルサイトの営業責任者で、広告営業活動をしていたんですけど、とにかく収益をあげるところの責任者だったので、堀江さんが国政選挙に出たり、強制捜査にあったり……おかげであらゆる方面に謝ることがありました。

 特に選挙活動。社長が選挙に出たときは、社長を使った広告案件がたくさんあったんですが、規則的に広告案件が実施できない、という話になって。全部キャンセルになったの。もうめちゃくちゃ頭を下げて頑張って提案したものを、こちらからキャンセルにしてください、と謝らなければいけなくて。そういった話が連日連夜続いて、代理店さんにも大変迷惑をかけたし、信頼もたくさん失いました。そのときは本当におもしろくなかった。

 もうやめたい・逃げたい・おもしろくない。でも、これはきっと何かの役に立つに違いない。もしかしたら、後からおいしいことになるかもしれない、といったことは2、3%思っていました。普通選挙出ないでしょ、社長って。強制捜査のときも、あとからおいしくなる……と思っていました。大変だし、キツいことばかりだったんですけど、きっとこれは人生でかけがえのない経験だと。東京地検特捜部に踏み込まれるとか、普通は社会人経験でないと思うので。そう思って、ポジティブにとらえていました。おかげで、ちょっとやそっとでは動じなくなったのは良かったですね。実戦で叩き上がってきた、というところでしょうか。

―この話は公開してしまって大丈夫ですか(笑)?

 別にいいんじゃないかな。(堀江さんと)ベタベタした関係をしているわけでもないし、取引があるわけでもない。尊敬もしているし、すげえキツかったって話も間違いないし。あと文字に残しておきたいんだよね。堀江さんの目に触れる場所に置いておきたい。あんたのせいでめちゃくちゃ苦労したんだっていう(笑)。こんなに頑張って積み上げた売上が、社長に台無しにされて、何やってんだと(笑)。

―社外での堀江さんの活動を見に行かれたことはあったのですか?

 堀江さんが国政選挙に出馬したとき、土曜に朝一から、新幹線に乗って広島に行ったんですよ。尾道に行ったら、駅前の一角が堀江さんの選挙ブースになっていて、壁にポストイットで「日本を変えてください!」とかって。壁一面だよ、全部。それを見て、ちょっと鳥肌立って、感動しちゃって。「あぁ、なんか社長がよく分からないけど、広島で戦ってる。もう俺も頭ぐらい下げなきゃだめだな」と思ったりして。謎に感動して帰ったよ、尾道ラーメンを食べて。そしてまた翌週も謝るっていう(笑)。社長はね、選挙に燃えてたんでそんなの全然知らないと思うけど。いやきつかったですね。取った案件全部なくされるんだよ、意味わかんないでしょ。でも感動したな。

貴重なお話、ありがとうございました。

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